Affinity Designerの使い方

Affinity Designer チュートリアル「ビニールクッション風のロゴを作る」

この記事ではアフィニティデザイナーでビニールクッションのようなロゴを作る方法を解説します。

細かく説明しているため少々長いですが、作業自体はカンタンなので、初心者の方でも短時間で作れると思います。

テキストをカーブに変換(アウトライン化)する

今回はテキストを加工できるように変換し、エフェクトをかけます。と言っても方法はとてもカンタンです。では順を追って説明していきます。

1.テキストを作成

アーティスティックテキストツールを使って文字を入力します。

今回はFUTURAというフォントを使用して『HERITAGE』と入力しました。

文字入力に関してはこちらの記事で説明しています。

入力したら[移動ツール]を選択しておいてください。

2.カーブに変換する

1で入力した文字を選択した状態で[レイヤー]→「カーブに変換」を適用します。

この「カーブを変換」を行うことで文字を個別に変形、加工できるようになります。

adobe社のイラストレーター(illustrator)でいう「パスのアウトライン化」ですね。

フォントを利用したロゴ作成をする際には必須の作業になってきます。

3.グループ解除

「カーブに変換」を適用した状態のままだと文字がグループ化されたままなのでいったんグループ化を解除します。

[レイヤー]→「グループ解除」を選択し、グループ解除しました。

レイヤーパレットを見ていただくとおわかりいただけると思います。

4.文字を拡大する

よりロゴらしくするために文字を加工します。

今回は「HERITAGE」の『A』を拡大して、さらに少し加工したいと思います。

まずは文字をコピーします。一つは加工用で、もう一つは加工の際のゲージ(目安)にするためです。

移動ツールで『A』を選択し、[編集]→「コピー」をしたあと、[編集]→「ペースト」をします。

ショートカットキーを使う場合はmacの場合「⌘+C」のあと「⌘+V」、winの場合は「Ctrl+C」のあと「Ctrl+V」です。

文字を加工しやすいように二つの『A』の文字の不透明度を変更します。

レイヤー上で上にある『A』の不透明度を75%に、下にある『A』を50%にします。

変更方法は、不透明度を変更したいレイヤーを選択し、[不透明度]のパーセンテージ部分をクリックすると変更できます。

不透明度を変更したら、文字を拡大します。

レイヤーの下にある『A』を選択し、移動ツールで変形します。変形方法はAの周りを囲っている青い四角の右上の角を[shift]キーを押しながら移動させます。

[shift]キーを押しながら変形させると等倍で変形できます。

元の『A』よりも若干大きくしました。拡大したら、文字の位置を元の『A』と同じくらいの位置に移動させておきましょう。

このままでもいいのですが、『A』だけ他の文字の太さとは異なってしまい違和感があります。

ですので『A』の太さを他の文字と合わせるように修正していきます。

「ノードツール」で文字を変形する

文字を修正する際にノードツールを使用します。上の画像の赤い四角で囲った部分です。

このノードツールを選択すると上の画像のように文字のコーナーに白い四角が表示されます。このひとつひとつの白い四角を「ノード」と呼びます。

このノードを選択することで変形をかけたり細かく修正をすることができるようになります。

では、続けて文字を加工していきたいと思います。

文字の太さを調整するために先ほどコピーしておいた『A』をゲージに使います。

二つある『A』のうち、上のレイヤーを選択します。

上の画像のように文字の幅をゲージとなる『A』に合わせていきます。

先ほど拡大変形した『A』と、ゲージとなる『A』を1の赤いラインで揃えます。

揃えたら拡大変形した『A』のレイヤーを選択してください。選択した状態で、赤丸で囲ったノードをクリックします。

くりっくしたノードが青色になったと思います。

次に上の赤丸で囲った部分を[shft]キーを押しながらクリックします。上の画像のように二つのノードが青くなっていればOKです。

そのまま矢印キーの下をクリックして二つのノードを下に移動させ、ゲージと重なるようにします。

先ほどと同様に、2の赤いラインで揃えます。変形拡大した『A』のレイヤーを選択し、上の画像の三点の赤丸で囲ったノードを移動させゲージに合わせます。

上の画像の一番上のノードは個別に移動させないときっちりとゲージに合わないので微調整してください。

 

逆側も同様に変形し、最後に赤丸で囲ったノードを移動させフォントの太さを合わせたら、変形した文字の修正は終わりです。

ゲージとなった『A』は不要なので非表示にするか削除し、加工した『A』の不透明度を元に戻します。

ここまでくればあとの作業は本当にカンタンです。

文字にエフェクトをかける

今回は[エフェクト]の「3D」を使用します。

エフェクトをかける前の準備

文字の感覚がバラバラでロゴとしてあまりよろしくないので、文字の字詰めを行います。

詳しい説明をするとキリがないと思いますので省きますが、目で見て違和感がない程度に修正しておきます。

修正できたら、移動ツールで全ての文字を選択します。

選択したら、[レイヤー]→「ジオメトリ」→「追加」を適用します(上の画像の赤丸で囲った部分をクリックするだけでも適用できます)。これはバラバラの文字を一つのカーブ(オブジェクト)にする加工です。

この加工をしていないと、エフェクトをかけた際に一文字一文字にエフェクトがかかってしまうためです。

今回はその加工がふさわしくないため「ジオメトリの追加」処理を施しました。

文字に境界線をつける

文字に境界線(フチ)をつけます。文字を選択した状態で、赤い四角で囲った部分(コンテキストツールバー)をクリックし境界線をつけていきます。

「スタイル」…境界線の種類

「幅」…境界線の幅

「線端」…線の端の処理

「結合」…角の処理

「配置」…境界線の基準をどこに置くか

を変更できます。

作成した文字のサイズにもよりますが、この記事では線幅:13pt、線端:真ん中、結合:左、配置:右にしています。

文字の色も変更します。「境界線」は赤に、「塗りつぶし」は白にしました。

[エフェクト]の3Dをかける

赤い四角で囲った、[エフェクト]の「3D」にチェックを入れ、その右にある歯車マークをクリックします。

「半径」を47.4px、「プロファイル」を左から4番目にします。

拡散:100%、スペキュラ:65%、光沢71%、アンビエント:17%、光源、向き等はデフォルトのままです。

以上で完成です。

[エフェクト]の「3D」の解説

わかりづらい部分を後日追記します。

 

ABOUT ME
ウレナイマン
週刊少年誌の年二回の漫画賞に生まれて初めて描いた漫画が受賞。 自分に才能があると勘違いし調子に乗って描かない日々が続く。その後もだらだらと漫画を続け、気づけば現在6冊の単行本が出ています。しかし全然売れてない(当然)! 売れない漫画家「ウレナイマン」から、売れてる漫画家「ウレテルマン」への転生を目指し試行錯誤中です。3Dを勉強中。